一通りの片付けは終わったけれど、まだ部屋がスッキリしない感じがする。捨てるべきか残すべきか判断がつかない物がある。
そんな方に向けて、ミニマリストが捨てたもの30選を場所別に紹介します。今までなんとなく捨てられなかった物も、ミニマリストの判断基準を取り入れることで、手放すことができるようになります。
部屋の物の数を減らすと、整理整頓が楽になり、探し物や忘れ物が少なくなるといったメリットがあります。今よりもっと持ち物を減らしたいという方には必見です。
ミニマリストは意外な物も処分しています
ミニマリストの物の減らし方
収納やメンテナンス用品も減らす
いつか使うかもしれない物は処分する
常識ではなく自分が必要かを判断する
玄関
長傘、傘立て
長傘は折りたたみ傘に変更することで全て処分できます。そして、傘が無くなると傘立ても不要になります。
普段から折りたたみ傘を常備していると、突然の雨にも対応できるようになり、外出先で傘を購入することが無くなります。
歩きづらい靴
履くのに手間がかかる物、履き心地が悪い物、歩きづらい物などは処分します。
なお、ビジネスシューズは職場に置くことで、通勤時に歩きやすい物を使用することができます。靴を減らすとお手入れの手間も減らすことができます。
玄関マット
玄関のマットは外からの埃や汚れが溜まりやすくなります。頻繁に掃除できていれば良いですが、そうでない場合は無くす方が清潔な環境になります。
キッチン
三角コーナー
三角コーナーを無くすことで、シンクのスペースが増えて毎回洗う手間も省けます。
代わりに水切り袋を立てて使ったり、ビニール袋をぶら下げたりすると、生ごみの処理がしやすくなります。
使っていないキッチン用品
食器、カトラリー、調理器具などのキッチン用品の中でも、使うのが年に数回以下という物は、無くても困らないと判断して処分します。
また、残す物はできるだけ小さなものにすると洗い物の手間が減ります。
賞味期限切れの食材や調味料
冷蔵庫の中はまめにチェックして、期限内に食材や調味料を使い切るようにします。
食材は1週間で使い切るなどの目安を決めておくと、無駄も減って冷蔵庫の掃除もしやすくなります。
リビング
テレビ
テレビは息抜きになる反面、何となく見ていると簡単に時間を消費してしまいます。そして、自分に必要のない情報まで入ってきてしまいます。
思い切ってテレビを手放すと、不要な情報を遮断でき、他の事に時間を使うことができます。また、NHK料金の節約にもなります。
時計
スマホの時計とアラームの機能を使うことで、時計は全て処分できます。
仕事などで必要な場合、用途に合った物を残すようにします。
ソファ
ソファがあると、ついついその上で寝たり、だらだらしたりしてしまいします。処分することでそうした習慣が無くなり、部屋のスペースも広く使えるようになります。
カーテン
カーテンを無くすと部屋が広く感じられ、掃除や買い替えの手間も省けます。
窓ガラスに目隠しフィルムを貼ることで、直射日光やプライバシーの問題も軽減することができますが、防犯上の不安がある場合は慎重に考えた方が良いでしょう。
カーペット
カーペットはクッション性があり埃が舞いにくいというメリットがある反面、中々ゴミを取り切れないというデメリットもあります。
無くすことで買い替えの手間が無くなり、フローリングであれば、フロアワイパーなどで簡単に掃除できるようになります。
複数のゴミ箱
ゴミ箱が複数あると、ゴミ捨ての際に、集めて分別するという余分な作業が生まれます。ゴミ箱の数は分別する物ごと1個ずつにすることで、こうした作業を省略することができます。
身近にあったゴミ箱を減らすと生活が不便になる気がしますが、慣れるとそれほど気にならなくなります。
風呂場
バスタオル、バスマット
バスタオルは、フェイスタオルに変更することで、洗濯や収納の負担を軽減することができます。
また、体を拭いたタオルで足も拭けば、バスマットも不要になります。
多数のヘアケア・ボディケア用品
ヘアケア、ボディケア用品は、足し算で考えだすと使うべき物の数がどんどん増えてしまいます。自分に必要な物を引き算で洗い出すことができると、買い物の負担も減り、お風呂の掃除も楽になります。
また、お湯で髪を洗う湯シャンにすると、シャンプーも不要になります。
トイレ
トイレブラシ
トイレブラシは置きっぱなしにしてあると、不衛生になりやすくなります。代わりに流せるブラシやこすらずに汚れを落とせる洗剤を使うと衛生的になります。
トイレマット・トイレカバー
トイレのマットやカバーは、定期的にクリーニングしないと汚れの温床になります。
メンテナンスに手が回らない場合は処分した方が良いでしょう。
収納家具
使っていない衣類
衣類はお気に入りの物と必要な物だけ残して、色や柄がイマイチな物、首元がよれている物などは処分します。
また、仕事用の服はオフィスカジュアルの物にすると、私服でも使いまわしできるようになり、持ち物を減らすことができます。
複数のバック
バックは多数持っていると、忘れ物や探し物が増えやすくなるので、日々使う物は1つか2つに厳選します。
その際、職場とプライベートの両方で使える物を選ぶと、中身を入れ替えなくても良いので便利です。
長財布
長財布を使っている場合、コンパクトな物に変えることで荷物を軽くすることができます。
キャッシュレス決済を利用している場合は、非常用の現金を残して、財布自体を無くすこともできます。
読んでいない本、本棚
紙の本は今読んでいる物以外は処分の対象です。もう一度読みたい場合などは、電子書籍を使うことで保管のスペースが不要になります。
紙の本を減らすことで、本棚も不要になります。
デスク・キャビネット
使っていない事務用品
同じ用途の物や、いつか使うかもしれない物は処分します。ペンやクリップの他、付箋、消しゴム、シャーペンの芯なども処分の対象です。
まだ使える物を捨てるのは、もったいないと思うかもしれませんが、勉強代だと思って処分することで、次回から慎重に購入できるようになります。
用途がわからないコード、工具
用途もわからずしまっているコード類や、使うかもしれないと取っている工具は処分します。
気になる場合は、使用用途を確認してから処分するようにしましょう。
説明書や保証書
説明書は多くの場合ネットで確認することができます。
保証書はあまり使用することがないので、金額を決めて高額なもの以外は処分します。
お店のポイントカード、病院の診察券
ポイントカードはお店がリピーターを獲得するために発行している物なので、どうしても残したいもの以外全て処分します。
また、引っ越しなどでもう通院しない病院の診察券も処分します。
複数あるキャッシュカード、クレジットカード
銀行口座が複数あると管理に手間がかかるので、使っていない口座は解約します。
同様にクレジットカードは、還元率や年会費を考えて必要な物を厳選して残します。
思い出の手紙や写真
手紙や写真は捨てづらいですが、残したい物は写真屋さんのデータ保存サービスを利用したり、スキャナーを使ったりしてデータ化すると手放しやすくなります。
すぐに決断できない場合は、気持ちの整理ができてから取りかかる方が良いでしょう。
押入れ収納
掃除用品
家の中に物が多いと、洗剤、スポンジ、モップ、クロスといったメンテナンス用の掃除用品も必要になってきます。物を減らすと同時にそうした物も減らします。
古い薬
余った物や用途が分からない物、期限が切れた物などは全て処分します。
逆に使う物は、重複して購入しないようにきちんと整理整頓して保管します。
空き箱、紙袋
電化製品の空き箱や買い物の際にもらった紙袋などは、そのうち使うかもしれないと思い取っておきがちですが、大抵の場合使わないので全て処分します。
使っていない趣味の物
使っていないスポーツ用品、玩具やゲーム、その他趣味の物などは処分します。
思い入れが強い物は、無理に手放さないで保管のルールを決めて取っておくようにします。
まとめ
ミニマリストが捨てたもの30選をご紹介しました。
部屋の物を減らしていくと、管理の手間や片付けの負担が少なくなります。また、余計な飾りがなくなるため、部屋全体がスタイリッシュな空間になります。
ここでは紹介しなかった物でもきっと減らせる物があると思います。無駄なくスッキリとした部屋にしたい方は、参考にしてください。