部屋はどこから片付ける?ミニマリストが実践している手順やコツを紹介

部屋に物が多すぎて掃除や探し物が大変、片付けたいけど、どこから手を付けていいかわからない、片付けてもすぐに散らかってしまう。そんなことを感じたことはないでしょうか。

散らかった部屋を片付けるために収納用品を買い足すことは、本質的な改善につながりません。大切なことは、いるものといらない物をキチンと仕分けして、自分にとって必要無い物は手放すことです。

この記事では、効率良く物を減らす片付けの手順や、きれいな環境を維持するコツを紹介します

不要な物は思い切って処分することで、自宅を心地よい空間に変えてみましょう。

まっち

ミニマリストも実践した片付け方を解説します

きれいな部屋のメリット

✓勉強や仕事に集中しやすくなる
✓空気がキレイになり健康的になる
✓人を招きやすくなる

目次

片付けの手順

タイトルイメージ

まずは片付けの全体像から見ていきます。全てやろうとすると、大抵は1日では終わりません。やみくもに始めて途中で挫折しないようにするため、ある程度段取りを決めてから作業を始めます。仕分けしていらないものが処分できたら、最終的に残したい物はきちんと整頓して保管します。

STEP
段取りを決める

場所やカテゴリーなど取り組む順番を考えてから始めましょう。

理想の部屋がイメージできていると進めやすくなります。

STEP
仕分けする

いるものといらないものに仕分けします。

STEP
いらないものを処分する

いらない物が判別できたら、分別して処分します。

STEP
残す物をしまう

しまう際には定位置を決めましょう。

片付けの段取りを決める

タイトルイメージ

片付けは一度に全部やろうとせずに、範囲を絞って1日1箇所ずつ終わらせていくことがコツです。その際、時間がかかりそうな所は後回しにして、日常的に使っている所から行うと取り組みやすいでしょう。

また、おしゃれな部屋にしたい、くつろげる空間にしたいなど、自分にとって理想の部屋のイメージがあると作業が進みやすくなります。

最初に片付ける物

最初は日常的に使っている物の中で、比較的取り組みやすい物を1つ選んでみましょう。仕分け⇒処分⇒収納という一連の作業をやることで、コツが分かり、次の作業へのはずみがつきます。

取り組み易い
時間がかかる
  • カバン、ポーチ
  • 財布
  • ペンケース
  • 机の引き出し
  • 書類
  • 思い出の品
  • パソコンやスマホ
  • 大型の家具や家電

片付けに慣れてきたら

片付けに慣れてきたら、場所やカテゴリーを選んで作業を進めていきます。その際、数が少ない物や普通ゴミで処分できる物など、簡単にできる所から終わらせていく方が、達成感も得られて継続しやすくなります。

場所決め
  • 玄関
  • キッチン
  • リビング
  • 風呂場
  • トイレ
カテゴリー分けの例
  • 洋服、靴
  • アクセサリー、コスメ
  • 書籍、CD、DVD
  • 食器、調理器具、調味料
  • 家電、パソコン、スマホ
  • 日用雑貨、工具
  • 書類、文房具

物の片付けが終わったら

物の片付けが一通り終わったら、パソコンやスマホにたまったデジタルデータも整理します。手間はかかりますが、定期的に行うことでデータがスッキリとして探し物をする手間が省けます。また、使用していないアカウントなどは削除することで、個人情報流出のリスクが少なくなります。

パソコンのデータ整理の例
  • アプリ
  • ファイル、フォルダ
  • メール
  • ウェブサイトのアカウント
スマホのデータ整理の例
  • アプリ
  • 写真、動画
  • 電話帳、チャットグループ
  • SNSアカウント

仕分けする

タイトルイメージ

片付けたい場所やカテゴリー決まったら、物をいったん全部出して一つ一つ判断していきます。最初は迷うことも多いと思いますが、慣れてくると判断が速くなっていきますので、効率良く作業を進めるためにも数をこなしていきましょう。

仕分け判断の基準

仕分け判断の基準は4つで、下の図のように使っている使っていない好き(心地よい)好きではない(不快)になります。

最初に取り組みやすい、①残すもの④捨てるものを仕分けします。②あまり使っていないもの③使いづらいものは判断に迷ったら、最初から完璧に仕分けしようと思わず、徐々に減らしていくようにします。

仕分けの基準

例)服を仕分けする場合
①よく着る服、お気に入りの服
 ⇒残す
②機能が重複している服、出番が少ない服
 ⇒減らす
③デザインや色合いが合わせづらい服
 ⇒減らす、もしくは買い替える
④汚れや破損がある服、人に見せたくない服
 ⇒処分する

自分なりの判断基準を作る

なかなか仕分けができないという場合には、最終的にどんな部屋にしたいかを考えて、自分なりの判断基準を作ると作業が進めやすくなります。

例えばミニマリストのようにシンプルに生活したい場合は、物の数をできるだけ減らすことが重要になります。

最終的に使っていない物や好きではない物を減らすことができると、部屋が好きな物に囲まれた心地よい空間になります。

仕分けの判断基準の例
  • 1年以上使っていない物は処分する
  • ライフスタイルに合う物を残す
  • 購入金額で考えない

物はどこまで減らすべきか

部屋の物をどこまで減らすべきかについては、人それぞれの価値観や生活スタイルで変わるので一概には言えませんが、全体の2割が8割の結果を生み出しているというパレートの法則にあてはめて考えてみましょう。

パレートの法則

上の図のように重要な物や日常で使っている物が2割、残りの8割はあまり重要でない物や不要な物とします。そのため、重要でない物を全て処分した場合、最大8割くらいの物を減らせるということになります。

一般的に考えて、そこまで一気に物を減らしたくない場合や、判断に時間がかかる事も加味すると、残す物と捨てる物の割合は(3:7)~(5:5)といったような設定にするとあそびができて作業が進めやすくなります。

実際に仕分けをしてみると、捨てるべきか判断に迷う物が色々と出てくると思います。その場合は、無理に決めずに自分の中で結論が出てから判断する方が良いでしょう。

いらないものを処分する

タイトルイメージ

いらない物が判別できたら、自治体のルールに沿って分別し、速やかにゴミとして処分していきます。

その他、売れそうな物がある場合はリサイクルショップやフリマアプリを利用する方法があります。

お得に処分したいところですが、あくまでもここでの目的は部屋のお片付けなので、時間効率を考えて作業をしていきましょう。物が減ってきたタイミングで収納を捨てると一気に部屋が広くなります。

なお、処分に手間がかかる、量が多く分別が困難といった場合は、下記のような専門業者を利用することも有効です。

物が増えない仕組みを考える

タイトルイメージ

一度キレイに片付けても日々の生活をしていくと、だんだん物が増えてしまいます。それを防ぐためには、あらかじめ物が増えないようにする仕組みを作っておくことが重要です。

例えば、収納用品を増やしてしまうと、無意識にその中に物を入れたくなってしまいます。そのため、物を増やしたくない場合そういった物は安易に購入しないようにしましょう。同じように大型の家具や家電、スマホやパソコンなど簡単に処分できない物は、購入する前に処分方法を調べておきましょう。

物が増えないようにするポイント
  • 1つ買ったら、1つ手放す
  • 物を買う際は、処分方法も調べる
  • 収納用品はむやみに増やさない

まとめ

効果的な部屋の片づけ方を紹介しました。

散らかった部屋が片付くと、日々のイライラやモヤモヤが少なくなり、毎日を気分よく過ごせるようになります。そのためには、気づいた時に少しずつでも環境を維持していくことが大事です。

部屋がキレイになると自分に自信がつき、生活の満足度が上がりますので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

40代会社員
中小企業の経理10年超
ネット副業5年超

簿記2級を取って経理職に転職した経験あり
節約と投資が趣味のゆるミニマリスト

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